月餅 3
雪花月餅が台湾全土の月餅が味を競うコンクールで優勝を重ねた実績はよく知られており、かつて、台湾八景ならぬ台湾八味の一つに数えられたと言われます。
人によって、台湾八味は少しずつ違っていることもありますが、屏東の木爪(パパイヤ)、鳳山の鳳梨(パイナップル)、麻豆の文旦、員林のぽんかん、南投のバナナ、潭子のレイシ、豊原の月餅が数えられます。
この豊原の月餅とは雪花月餅をさしているわけです。
今、雪花月餅は呂家の経営の下に伝統の腎美味」を追究し続けているのですが、中秋節の二、三週間前からは一日に六万個から10万個の月餅を売り切るということです。
作り手も作り手なら、買い手も買い手と言えるわけで、噛良い物」を作る努力を正当に評価している台湾の消費者の味覚と理解もまた見事なものと言わねばなりません。