塗料に用いられている
もとインドのベンガル地方から舶載され、後にわたしたちの国でも産出ないし製造されるようになった事情が窺われるが、それが原産地の名を借りて今日でも「紅柄」の字を当てている赤色顔料であることは疑いを容れまい。
記述は漆に混和することのみを述べているが、同じものが現在土壁上塗にも使用され、また特に関西地区において町家の表格子の塗料に用いられていることは凋知です。
次に黒色系のものとして『三才図会』はさきの白壁の説明につづけて、(白壁に)川浬土及び墨を加え、之を塗りて罰璽となす(俗に鼠壁と云うなり)。
としています。